ヒートポンプ

水が高いところから低いところに流れるように、熱にも必ず高温側から低温側に流れる。しかし、ある媒体を介せば、冬季の低い外気の熱を集めて、高温側の室内にその熱を供給する事ができる。
低位の水を高位に汲み上げるポンプのごとく、低温側から高温側に熱を汲み上げるので、このような仕組みのものをヒートポンプと呼ぶ。
このとき、熱源となる低温側をヒートソース、熱を利用する高温側をヒートシンクという。

蒸気圧縮式ヒートポンプ
ある作動媒体が、圧縮すれば高温になり、減圧すれば低温になる性質を利用するものである。
冷媒→指定フロンHCFC、代替フロンHFC、

吸収式ヒートポンプ
冷水配管の部分に河川水などの熱源水を通して熱を得て、冷却水配管の部分に水を通して、吸収器と凝縮器で二段加熱して温水を得る。